ヘッドセットのケーブルがひっかかる問題を解決!大道芸でも動きやすく
- 2026.09.11
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ヘッドセットマイクのケーブル問題を解決!
大道芸でヘッドセットマイクを使っていると、地味だけど結構気になる問題があります。
マイクのケーブル、邪魔じゃないですか?
普通に喋っているだけなら、それほど問題にならないと思います。
でも大道芸では、しゃがんだり、立ったり、身体をひねったり、結構激しく動きます。
ぼくの場合は水晶玉やマジックなどもするので、ショー中にケーブルが変なところに引っ掛かることが何度もありました。
そこで、
「ヘッドセットマイクから送信機まで、全部頭だけで完結させたらいいんじゃない?」
ということで試してみました。
今回使ったのは、
SENNHEISER ME3 + RØDE Wireless PRO
です。
文章読むのしんどいって人は一番下に動画で説明したものもあるのでスクロールしちゃって動画見てください。
前は某大道芸人考案の改造マイクを使用
実は「RØDEの送信機をヘッドセットに直接取り付ける」という方法自体は、ぼくが最初に考えたものではありません。
最近、一部の大道芸人の間で、SHUREのヘッドセットマイクを改造して使う方法があります。
ケーブルを短く加工して、端子もRØDEのワイヤレス送信機に接続できるステレオミニジャックに変更。
そしてRØDEの小型送信機自体をヘッドセットに取り付けます。
つまり、
ヘッドセットマイク → RØDE送信機
までが全部頭だけで完結します。
腰につけた送信機までケーブルを伸ばす必要がありません。
実際に使ってみると、これがめちゃくちゃ快適です。
背中にケーブルがない。
引っ掛からない。
身体を自由に動かせる。
大道芸とは非常に相性がいいと思います。


改造マイクを使うにはちょっと特殊な事情がある
ただし、この改造方法にはちょっと特殊な事情があります。
この方法を使う場合、考案した某大道芸人に許可をもらうという大道芸人界隈のルールがあります。
ぼくも本人から許可をいただいた上で使用しています。
「某大道芸人って誰?」
「どうやって改造するの?」
という同業者の方で気になる人は、ぼくの個人LINEまで聞きに来てください。
ぼくの個人LINEまでたどり着けない人はあきらめてください(笑)
同業者ならたぶんたどり着けるはず。
改造マイクは快適。でも音が自分にはしっくりこなかった
この改造マイク、取り回しについてはかなり気に入っています。
ただ、実際に大道芸で使っていると別の問題が出てきました。
ぼくの場合、音がいまひとつしっくりこなかったんです。
ぼくが使っている改造マイクはダイナミックマイクです。
使っていると、
「もう少し音量を出したいのに、思っていたほど出せない」
と感じることがあったり、音の感じ自体も自分の好みとは少し違いました。
もちろん、
「ダイナミックマイクだからダメ」
という話ではありません。
使っているPA、設定、環境、声質などによって結果は変わると思います。
あくまで、ぼくが自分の大道芸で実際に使ってみた感想です。
コンデンサーマイクのSENNHEISER ME3を試してみた
そこで使ってみたのが、
です。
ME3はコンデンサータイプのヘッドセットマイク。
これをRØDE Wireless PROにつないで実際に使ってみたところ、
ぼくにはこっちの方が良かった。
音の感じが自分の好みに合っていて、音量についてもこちらの方が扱いやすく感じました。
「だったらME3を使えばいいじゃん」
という話なのですが……
新たな問題が発生しました。
ケーブルが長い!
ME3のケーブルが何度も引っ掛かる
ME3から伸びているケーブルを身体に沿わせて、RØDE Wireless PROの送信機につなぐ。
最初は普通にこの方法で使っていました。
ところが実際に大道芸をやっていると、
何度もケーブルが引っ掛かりました。
大道芸ではかなり身体を動かします。
演技中にケーブルが変なところに引っ掛かる。
引っ張られる。
動きが制限される。
そして、
「あ、またケーブル引っ掛かってる……」
と、演技とは関係ないことに意識を持っていかれます。
実際に演技に支障が出たこともありました。
これは何とかしたい。
RØDE Wireless PROをベルトにつけても外れる
もう一つ困ったのが、Wireless PROの送信機をどこに取り付けるか。
Wireless PROにはクリップが付いています。
なので最初は、
「ベルトに挟んでおけばいいか」
と思っていました。
ところが、このクリップがぼくの使い方では小さく、ベルトに固定していても外れてしまうことがありました。
大道芸の途中で送信機が落ちるのは困ります。
そこで最終的には、
ズボンのポケットに入れる
という方法に落ち着きました。
これなら送信機自体が落ちる問題はほぼ解決します。
ただ……
ケーブル問題は何も解決していません。
頭のME3からケーブルが伸びて、身体を這って、ズボンのポケットに入れたWireless PROまでつながっている。
やっぱり演技中にケーブルが引っ掛かるのが気になります。
ME3も全部頭につければいいんじゃない?
そこで、ふと思いました。
改造マイクでは、Wireless PROの送信機まで頭につけています。
だったらME3も送信機まで頭につければいいんじゃない?
ただし、ME3のケーブルを切ったり加工したりするつもりはありません。
だったら、
長いケーブルを頭のところで全部まとめてしまえばいい。
ということで試してみることにしました。
まずは養生テープで固定してみた
いきなり加工するのではなく、まずは実験です。
ME3の余っている長いケーブルを何周か折り返して、
とりあえず養生テープで固定してみました。

見た目は……
完全に試作品です(笑)
でも、まず確認したかったのは見た目ではありません。
「この状態で本当に大道芸ができるのか?」
ということ。
そこで、実際にこの状態でショーをやってみました。
すると……
意外と悪くない。
今まで身体を這っていた長いケーブルがありません。
身体を動かしても、背中や服のどこかにケーブルが引っ掛かることがない。
これは思っていた以上に快適でした。
「ME3の長いケーブルを頭側でまとめる」という方法自体は、普通に使えそう。
そう判断しました。
養生テープでは見た目がよろしくない
ただし問題があります。
さすがに養生テープは見た目がよろしくない(笑)
実験としては成功。
でもこのまま完成というわけにはいきません。
もう少しスッキリまとめて、きれいに見せたい。
そこで買ってきたのが、
結束バンド。

今回買ったのは、
これで余ったケーブルをまとめて、ヘッドセットに固定することにしました。
黒ならME3自体の色とも合うので、養生テープより圧倒的に目立ちにくくなります。
Wireless PROをどこにつけるか問題
そして、実際に作ってみるともう一つ問題が出てきました。
Wireless PROの送信機をヘッドセットのどこにつけるか?
最初は、
「後頭部につけるのが一番目立たなくていいんじゃない?」
と考えました。

ところが実際に装着してみると、
送信機の重さでヘッドセットが背中側に傾いてしまう。
これではせっかくケーブル問題を解決しても、マイク自体がズレてしまいます。
そこで送信機の位置をいろいろ変えて試してみました。
一番安定したのは耳のすぐ後ろ
いくつか試して、一番安定したのがこの位置でした。

耳のすぐ後ろあたりです。
後頭部につけるよりも送信機が前に来るため、ヘッドセット全体を後ろに引っ張る感じがかなり減りました。
微妙な差ではあるものの、この差は大きい。
実際に頭につけてみても、この位置が一番安定します。

髪がある程度隠してくれるので、思っていたほど送信機も目立ちません。
むしろ、スカウターみたいでかっこいい!w
ということで、
Wireless PROの送信機は耳のすぐ後ろに固定する
という形に決定しました。
最終的にこんな構成になった
最終的には、
SENNHEISER ME3
↓
余ったケーブルを頭側でまとめる
↓
RØDE Wireless PROの送信機を耳のすぐ後ろに固定
という構成になりました。

これで、
マイクシステムが全部頭だけで完結します。
首から下にはマイク関係のケーブルがありません。
背中にもない。
腰にもない。
ポケットに送信機を入れる必要もない。
身体を自由に動かせるようになりました。
実際に使って感じた最大のメリット
一番大きいのは、
ショー中にケーブルのことを考えなくていいこと。
これです。
ケーブルが引っ掛からない。
引っ張られない。
送信機がベルトから落ちない。
しゃがんでも気にならない。
身体をひねっても気にならない。
一つ一つは小さなことかもしれません。
でも大道芸のショー中は、できるだけ演技やお客さんに集中したい。
「今ケーブルどうなってる?」
なんてことに意識を使いたくありません。
身体を這うケーブルそのものをなくしてしまえば、その問題が発生しません。
かなり単純な解決方法ですが、実際に使ってみると快適でした。
RØDE Wireless PROにして荷物もかなり減った
そして今回、RØDE Wireless PROを使うようになって良かったのは、ケーブル問題だけではありません。
大道芸に持っていく音響機材そのものを、かなりコンパクトにできました。
以前使っていたSHUREのワイヤレスシステムと比べると、ここはかなり大きな違いです。
送受信機が小さなケースに全部収まる
RØDE Wireless PROは、送信機と受信機を小さなケースにまとめて収納できます。

大道芸では、音響機材以外にもマジック道具や水晶玉など、とにかくいろいろな荷物を持ち運びます。
なので、
機材が小さくなる=それだけでありがたい。
以前使っていたSHUREの受信機と比べると、RØDE Wireless PROの受信機は圧倒的に小さい。
バッグの中で占領するスペースをかなり減らせました。
ケース自体が充電器になる
さらに便利なのが、
この収納ケース自体が充電器になっていること。
使い終わった送信機と受信機をケースに戻しておけば充電できます。
つまり、
収納する箱と充電器が一つになっています。
大道芸のように機材を頻繁に持ち運ぶ使い方では、これはかなり便利です。
送信機の電池交換がいらなくなった
以前のワイヤレスマイクでは、送信機を使うために電池を用意していました。
RØDE Wireless PROは送信機自体にバッテリーが内蔵されているので、
送信機用の電池を用意する必要がなくなりました。
大道芸では、
「予備の電池持ってきたっけ?」
みたいな管理も地味に面倒です。
必要なものが一つ減るだけでも楽になります。
SHUREでは必要だった受信機用の電源もいらなくなった
そして、ぼくにとって特に大きかったのがこれです。
以前使っていたSHUREのワイヤレスシステムでは、
受信機を動かすための電源が必要でした。
当然、電源をどう確保するかを考えないといけません。
ところがRØDE Wireless PROの受信機はバッテリーで動かせます。
つまり、
ワイヤレスマイクの受信機を動かすために外部電源を用意する必要がなくなりました。
これは大道芸ではかなり大きなメリットです。
コンセントがあるステージなら、それほど重要ではないかもしれません。
でも大道芸をする場所には、当然コンセントなんてないことも多い。
だから、
「電源をどうするか?」
は結構重要な問題です。
Bose S1と組み合わせればポータブル電源なしでもショーができる
そして、これが個人的にはかなり大きい。
ぼくは大道芸でBose S1を使うことがあります。
Bose S1もバッテリーで動かせます。
そこに今回の
SENNHEISER ME3 + RØDE Wireless PRO
を組み合わせると、
マイクの送信機 → バッテリー内蔵
マイクの受信機 → バッテリー内蔵
スピーカー → バッテリー駆動
となります。
つまり、
ポータブル電源なしでもショーができます。
これはかなり楽です。
以前はワイヤレスマイクの受信機に電源が必要だったため、そのための電源まで考える必要がありました。
でも今回の構成なら、
Bose S1とRØDE Wireless PROを充電して持っていけば、基本的な音響システムが外部電源なしで成立します。
ポータブル電源は便利ですが、当然それ自体が荷物になります。
大道芸では会場まで機材を運ぶ必要があるので、
「持っていかなくていい物が増える」
というのはかなり大きいです。
受信機も小さくなった。
送信機用の電池もいらなくなった。
受信機用の電源もいらなくなった。
そして状況によってはポータブル電源までいらなくなった。
単純にマイクを交換しただけではなく、
大道芸の音響セット全体をかなりコンパクトにできました。
結論
改造マイクとME3、結局どっちがいい?
現在ぼくは、
改造マイクとME3の両方を使っています。
改造マイクは、最初からケーブルが短く加工されているので非常にスッキリしています。
ケーブルの取り回しについてはかなり優秀です。
一方で、ぼくの場合は音に関してはME3の方が好みでした。
なので個人的には、
取り回しの良さなら改造マイク。
ぼく好みの音ならME3。
という感じです。
そこで今回、ME3の長いケーブルを頭側にまとめてWireless PROまで固定することで、
「ME3の自分好みの音」+「身体にケーブルがない快適さ」
の両方を取ることができました。
見た目のスッキリさでは、ケーブルそのものを短く加工している改造マイクにはかないません。
ただ、ME3自体を切ったり加工したりする必要がないのはメリットだと思います。
大道芸でマイクケーブルが邪魔な人は試してみてもいいかも
大道芸で使うマイクは、
音が出れば何でもいい
というわけではありません。
音質。
音量。
装着感。
動きやすさ。
ケーブルの取り回し。
そして、
機材の大きさや電源をどうするか。
全部が大道芸のやりやすさに影響します。
ぼくの場合は、
SENNHEISER ME3 + RØDE Wireless PRO
の組み合わせが音的には気に入りました。
でもME3の長いケーブルが何度も引っ掛かって、実際に演技に支障が出た。
だったら、
身体にケーブルを通すこと自体をやめてしまおう。
というのが今回の結論です。
最初は養生テープで試して、
「意外とこれ、いけるぞ」
となり、結束バンドを買ってきてきれいに固定。
送信機の取り付け位置もいろいろ試して、耳のすぐ後ろに落ち着きました。
そしてRØDE Wireless PROを使うことで、ケーブル問題だけでなく、
受信機の小型化
送信機用電池が不要
受信機用の外部電源が不要
充電ケースにまとめて収納できる
Bose S1との組み合わせならポータブル電源なしでもショーができる
というメリットまでありました。
最初は、
「マイクのケーブルが邪魔だから何とかしたい」
というところから始まったのですが、最終的には大道芸の音響システムそのものをかなり身軽にすることができました。
同じように、
「ヘッドセットマイクのケーブルが引っ掛かる!」
「大道芸の音響機材を少しでも減らしたい!」
という人がいたら、一つの方法として参考にしてみてください。
今回使用したもの
SENNHEISER ME3 ヘッドセットマイク
RØDE Wireless PRO
結束バンド 100mm×2.5mm
ついでに
Bose S1 Pro+
ケーブルも必要なので受信機とS1をつなぐのはこれ
F-Factory 3.5mm TRS(3極)ミニプラグ (オス) – XLR(キャノンプラグ) (オス) 変換ケーブル 1.5m FNT-XT-13015S
音楽プレイヤーとS1をつなぐならこれ
フジパーツ [ミュージックシリーズ]ラインケーブル 片側:ステレオミニφ3.5-片側:φ6.3モノラル標準(赤・白) 1.5m/C-090
使用する際の注意点
今回紹介した方法は、ぼくが自分の機材・自分の大道芸で実際に試している方法です。
取り付け方によってはケーブルや端子に負荷がかかったり、送信機が外れたりする可能性もあるので、実際に使用する場合は自己責任でお願いします。
特に本番投入する前に、頭を振ったり身体を大きく動かしたりして、送信機やケーブルが外れないことを十分確認することをおすすめします。
YouTube動画
以上の内容を動画でも説明しておりますのでよかったらご覧ください。
文章だと何言ってるのかわからなかったという部分がわかるかもしれません。
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